EVコミュニティバス試乗会
- 2025年6月19日
スカイパークの仲間、ジェイアールバス関東さんから「今度、EVバスを売ることになりました! ついては試乗会やるからどうっすか?」とのお誘いを受けました。空の湯と第2ターミナルの間は1日27往復(300km/日)も運行しているので現在のポンチョくんだけでは何かあったときに不安。そうでなくても車検やら点検など必ず使えない時があります。丁度良いタイミングなので総務部のみなさんと試乗会に参加して来ました。
場所は航空科学博物館。駐車場に着くと見たことがない車体が停まっていました。大きさはポンチョとハイエースの中間ぐらい。カッコいいです!トルコのメーカーでKARSAN。 ”かーさん、母さん”? 日本人にはこの響きはクールじゃないです。受付を済ませると、先ずは概要説明。バッテリーの位置が後輪の間にあって低重心。FFだけど小回りが効く。大きなトルク。そして、なにより”かーさん”じゃなくて”カルサン”でした。OK!GOOD!!
説明が終わるといよいよ試乗会。試乗車は日本仕様じゃないのでドアやミラー、椅子の材質、行き先表示板など、細かい仕様が違うようですが別に気になりません。スタートすると電気自動車だけあってとても静か。トルクは自慢するだけあって15人ぐらい乗っていましたが、急坂もぐいぐい上がっていきます。何より良かったのがガラス面の広さです。前後左右景色がよく見えて、見慣れた景色の中の20分のドライブもおしゃれな観光地に来た気分にさせてくれました。
整備の面で安心できる点は大きいですが、最大の課題はコスパです。車両価格はウン千万円ですが、補助金を使うとポンチョに近いお値段になるそうです。弊社の場合は既に充電施設は空の湯にあるのでイニシャルは不要ですがバッテリーの寿命を考えたランニングコストやらリセールバリューやらいろいろと検討するポイントはありそうです。
あと、この車両は海外17カ国で自動運転LEVEL4の認可を受けているそうです。昨年、実際に自動運転タクシーに乗った筆者はその衝撃は忘れません。日本でも運転席に人が乗っていない未来が待ち遠しいです。自動運転L4、実現して欲しいですね!
メーカー様、政治家様、お役人様どうかよろしくお願いします。