News/BlogCCAセンチュリーライド 栄町―銚子―栄町

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CCAセンチュリーライド 栄町―銚子―栄町

6月1日、6年振りのセンチュリーライドが開催されました。集合は栄町ふれあいプラザに午前6時。気温は14度、前日の雨が残っていて6月とは思えない寒さ。ブルブル。
受付と車検を済ませて、雨を避けるために木陰でスタートを待っていると開会式が始まりました。栄町の橋本町長のご挨拶に続いて走行の注意点の説明、7時のスタート時にはなんとか雨は上がっていました。


先ずは平均速度35キロ以上のガチ勢がスタート。2分遅れて平均速度30キロの第2グループ。我々空の湯チームはこのグループでスタートしました。ツル千葉など他のイベントライドではグループの前後を指導員が挟んでコントロールしますが、センチュリーライドでは各自が自由走行。それでも所々に指導員が配置されるのです。
筆者のようなヘッポコライダーが160キロもの長丁場走るにはなるべく楽をしたい。それには自分に合った良い電車に乗る事が重要なんです。ここで言う電車とは自転車界隈で言う「トレイン」の事。集団走行のグループです。
では、なぜ自転車の集団走行は楽なのか?
ChatGPTに聞いてみました。
自転車の走行時の抵抗は「転がり抵抗」、「空気抵抗」、「機械的抵抗」です。
体重75kgのライダーがクロスバイクで時速20キロで平地を走った場合、
合計抵抗は3.68+7.55+0.34=11.57N。つまり、全抵抗の65%が空気抵抗なんですね。
だから、ライダーは空気抵抗を抑えようと空気抵抗の少ないウェアを着たり、前傾姿勢をとったりするんです。また、先頭のライダーに比べると2番手は空気抵抗が40%少なくなり、長距離走行では疲れ方が大きく違います。
では、速いライダーの後ろに付けば良いのかというと、それも違います。実力差がありすぎるとチギラれてしまって意味がありません。自分より少し速いペースを維持できるライダーの後ろにコバンザメの様に張り付いているのが良いんです。
卑怯かと思われますが、これで良いんです!

スタートしてからしばらくすると利根川サイクリングロードに入ります。ここはとても空いていて快適に走行。佐原道の駅のチェックポイント(CP)直前でメンバーの一人がパンク。雨上がりはパンクし易いんですが、こればっかりは運です。CPからスタートする時、うっかりしてさっきまでの電車を乗り過ごしてしまいましたぁ!
しかも、ここから銚子までは遮るものがない向かい風。巡航速度20キロで踏ん張って走ります。途中、パンクで遅れていたメンバーが追いついて来ました。するとペースは5キロ以上アップ。風はどんどん強くなってきますが、この電車のパワーは相当なものです。なんとかチギラれずにCP2地球が丸く見える展望台に到着。

その後、主催者側のサービスのつもりか、突然、激坂が出現。雨上がりで落ち葉がある石畳はヤバかったです。ロードバイクのシューズとペダルはビンディングで繋がっているので、急には外せないのです。早目に降車した人は歩けますが、途中まで頑張った人は上り切るか、コケるかの2択。筆者はなんとかコケずに上り切りましたが、2度と走りたくない坂です。

ここでやっと昼食。飯岡のびーどろ食堂に行きましたが、お客さんが並んでいる。他の店も混んでいたので丁度やっていたフラダンスフェスティバルでランチする事にしました。

再び九十九里自転車道を太平洋を眺めながらツーリング。この辺になると追い風になったので快適に走れました。


CP3多古道の駅ではバナナを2本いただいてエネルギー補給。残り34キロです。


印旛沼ではカミツキガメに気を付けながら規定時間ギリギリでゴール。
お天気と仲間に恵まれた辛く楽しい一日でした。

久しぶりの開催ということで参加者も少なく、だいぶ高齢化も進んでいましたが、みなさんとてもお元気でした。
主催の千葉県サイクリング協会さまには感謝いたします。また宜しくお願い致します。