News/Blogひこうきの丘にメリークリスマス！

８月のブログでご紹介させていただきました「ひこうきの丘　みんなのベンチプロジェクト」ですが、お陰様で７０万円を越えるご支援を頂戴いたしました。
ありがとうございました！
しかしながら、我々関係者は皆様のご期待に沿えるようなベンチを作らなくてはと大きなプレッシャーが・・・・。
そして、本日、クリスマス。サンタクロースと一緒に設置して参りました！

そもそも、木製ベンチは珍しいものではなく、あちこちでいろいろな形のものを見かけますが、その耐久性から朽ち果てているのも常、現在はプラスチックや擬木を使ったりするものが主流となっています。

そうなると、そもそも「木」である必要があるのか？

今回は成田空港の拡張工事から排出される伐採木を有効活用するという事も大きなテーマなので、天然木、しかも軟木である「杉」の風合いを残しつつ耐久性を持たせるという難題です。
木を痛める要素はいくつかありますが、最大の敵は水！
日当たり、風通しが悪く地面が土なんて、最低の条件。数年でシロアリくんの餌になる事でしょう。こういう場所には擬木またはプラスチックのベンチが適しています。
一方、ひこうきの丘は日当たりも風通しも良く、地面は芝生かウッドチップ舗装。かなりの好条件。更にドブ漬けメッキを施した鉄製の足のお陰で通気性もバッチリです。

あらかじめ設置しておいた脚部へ丸太を乗せる作業はかなり大変ですが、ここで秘密兵器、「軽トラクレーン」が大活躍。２年前にAmazonで買って以来、初めての実戦投入。お手製のアウトリガーもバッチリ効いていました。

大きな丸太が宙に浮いているようなイメージは不思議、不安定と感じるかも知れませんが、安心して下さい！
見えない部分に頑丈な基礎があるので倒れることはまず無いでしょう。

高さも太さもバラバラのひこうきの丘丸太ベンチ。
これを「個性」と取るか「品質ムラ」と取るか、あなた次第！！
どうぞ現地でお確かめ下さい！！