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新年度も始まり、引越しのシーズンですが、引越しはなにも人間だけではありません。
昨年9月に空の湯で強制捕獲したニホンミツバチの群れ(ブログ「ハチ襲来!」)も、その後順調に育って無事に越冬。ついに旅立ちの日が訪れました。
娘を嫁に出す親の気持ちがわかりました(笑)

以下はその成長記録です。

捕獲直後、巣箱に移動している最中です。

3か月目、巣が出来てきましたがまだ働き蜂の数が少ない。

4か月目、蜂は増えてきましたが、そろそろ越冬。

そして、現在巣も大きくなって蜂も増えました!

 

日曜朝、筆者が出掛けようと外に出ると玄関横の巣箱の周囲が騒がしい。
巣箱の外側にハチが固まっていて、空中もブンブン飛んでいます。
「これは分蜂の始まりでは?」
出掛ける用件はすっ飛ばして、慌てて捕獲準備を開始しました。

ここでニホンミツバチの分蜂(ぶんぽう)について説明します。
一つの群れには嬢王蜂は一匹ですが、新しい嬢王蜂が誕生すると旧嬢王蜂は自分の手下を引き連れて新しい住処を探して旅立つんです。
その際、巣の近くに一旦集合する場所が蜂球(ほうきゅう)です。
しかし、我々、週末養蜂家はみすみすと出ていくハチ達を逃したりは致しません。
蜂球は女王一族を一網打尽にする絶好の機会。
幸い、巣箱の正面には丁度良い梅の木があり、そこに蜂球を作り始めました。

※蜂球が出来るまで、分散していたハチたちが徐々に集まって行くのがわかります。多分、貴重なシーンを観察できました。

準備その1:捕獲器具
虫網の捕獲は一般的ですが、その後の解放が面倒です。そこで考えたのが土嚢袋の入口に針金を通した自作捕獲器です。針金によって蜂球の形に合わせて開口部を簡単に調整出来るし、解放時も大きく口を開けるのが容易です。

準備その2:新居
予備の巣箱はあったのですが、問題はどうやって捕獲器と巣箱を繋げるか?
旧巣箱にはちゃんとした巣門台があったので、その下側にガムテープで止めましたが・・・。
そこで、その辺にあったペール缶とベニヤ板を使ってベース部分を作成。やっつけ仕事にしては十分な出来栄えです。
新居の裏側には蜜蝋も塗って準備万端。

いざ、捕獲!
大げさな事はまるでなく、刷毛でバサバサと袋に落として終わり。
実にあっけなく地味な作業です。(笑)
ハチ群れが入った土嚢袋をペール缶に入れて袋の口を広げて、上に巣箱を置いて完成です。

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後は、ここを気に入ってくれて定住するかどうかは彼ら次第です。19

翌朝。
新居の様子をみて見るともぬけの殻!
巣箱の密閉が悪くて隙間から脱走してしまったようでした。
がっかりしていると、その午後。
再び、分蜂が始まったと連絡がありました。

前日と同様に捕獲。
昨日の新居に強制収容。

翌日、また、梅の木に蜂球出現。
捕獲。
新居を確認するともぬけの殻!

つまり、状況を整理すると、同じ群れを捕獲しては逃げられてを3回繰り返していたのでした。
よっぽど用意した新居の居心地が悪かったんでしょうね。

後日、やはり蜂群は定着しませんでした。
ミツバチの気持ちになって蜂箱を改良して、次回の分蜂に備えようと思います。

週末養蜂家の挑戦は続く・・・・